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2018年10月13日参拝時に御朱印獲得 |
今年は1945年の終戦から70年という節目の年でもあり
先日、東京に行き念願の靖国神社に初めて参拝しました!


第一鳥居を抜けると
パリなどの西洋の記念公園のように大村益次郎の銅像が建てられ、
通常の神社ではなく、軍属の方々を祭る神社という事で
本殿もどことなく豪壮な作りで、独特の雰囲気がありましたが、
平日のこの天候でも絶えず参拝者がおり、
その中でも外国人観光客が目立ち
旧正月という事もあって特に中国の方が多く見受けられましたが、
皆冷静なのに一安心(笑)

日本周辺の安全保障という部分で
近年いよいよもって怪しくなってきました。
今後も変わりない平和と安定をお願いしてきました。
しかし、「願う」だけですべてが叶うなら
こんなに楽な事はありません。
願うと同時に「覚悟」もしなくてはいけない。
靖国神社には「遊就館」という施設が併設されており
そこには古代から近代に至るまで
様々な武器、兵器を見る事が出来ます。
基本的には「軍事博物館」なので
ミリタリーオタクとして純粋に
ナマの零戦など見れて興奮してしまうのですが(;^ω^)


これらの「戦争の道具」の進化と共に
神武天皇即位から大東亜戦争までの日本の歴史も見る事が出来ます。
靖国神社が元々戊辰戦争で
犠牲になった魂を鎮めるために作られたこともあり
特に戊辰戦争、明治維新から
日清日露戦争、満州支那事変、大東亜戦争に至るまでの展示は
その展示スペースの多くを割いており見ごたえがあります。
現在、日本の多くの小中高学校では
「平和教育」の名の下に修学旅行先として
戦地や標的となった広島、長崎、沖縄などが選ばれます。
自身も高校時代、沖縄の平和祈念資料館やガマ(壕)に行き
体験者の「ありがたいお話」を聞きましたが、
最終的な学習の方向性としては、
当時の日本政府、軍に対するバッシングしかなかった(´・ω・`)
アメリカ軍ならまだしも・・・
戦争経験者の体験談は貴重な話ではあるが
個人的な感情から急に当時の(第一次)安倍内閣の批判を展開するなど
政治色を帯びてゆき、そういう話に及ぶと
当時の私は失礼ながらホントに聞くに堪えなかった…
平和祈念館の展示も悲惨な遺体写真などグロテスクであり
戦争という出来事のほんの一部分をくりぬいた形ですが、
「戦争は怖い」というイメージを刷り込むだけで
怖がれば戦争が避けられるわけではない。
もし戦争を避けられても
戦争回避のために政治的妥協を繰り返せば
さらに恐ろしい結果を招くかもしれない。
それは米軍統治下を経験した沖縄自身が一番知っています。
戦争の恐ろしさを知る事も大切ですが、
それで思考停止してしまっては
「平和教育」と言う意味で何の意味もない。
なぜこういう事になったのか歴史的な流れを見なければならない!
つまり「悲惨な遺体写真」という
ミクロな「点」で歴史を見るのではなく
もっとマクロな「線」で見なければならない。
そういった部分では遊就館は非常に優れた展示です。
以前どこかの学校が遊就館を就学旅行先に選び
問題になったらしいが、
私はぜひ広島、長崎、沖縄のいずれかと
靖国神社(遊就館)両方に訪れる必要があると思います。
これは両方の足りない部分を補完し
平和教育という部分で対をなしていると思う。
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