京都の実家に帰郷して
初日の5日には京都北野、6日には大阪四天王寺、7日には奈良飛鳥と
弾丸で関西エリアの御朱印を集めてきました。
地域別に三回に分けて記事を書いていこうと思います。
そもそもこの帰郷計画に合わせて
事前に御朱印帳を手に入れるために
2日、休日でもないのにわざわざ時間作って明治神宮まで足を運んだのでした。
帰郷自体の目的は体が弱っている祖母の見舞いが中心でしたが
北野に来たのには大きく二つの理由があります。あれ駄洒落になってるな(;^ω^)
一つは祖母の病気平癒祈願を込めた実家の墓参り、
もう一つは御陵印帳を手に入れるためです。
御朱印は寺社仏閣で参拝の証として頂きますが、
御陵印とは歴代天皇陵の参拝記念として頂きます。
御朱印は朱印料を支払って押して(書いて)もらいますが、
御陵印は無料で自分で押す記念スタンプのようなものです。
昔はそれぞれの天皇陵に一つずつ判子があったのですが、
今は全国5か所の宮内庁陵墓管理事務所に集約されており、
必ずしも全国に点在する全ての天皇陵に足を運ぶ必要はなく
5か所を廻れば全ての御陵印が頂けるし、
そのうち1つは今住んでる東京、2つは実家のある京都で
残りも大阪、奈良と関西に集中しているので
比較的楽に集められると思い収集する事にしました。
御朱印に比べて一般的な知名度は低いですが、
ゴールが見えてるというのは
御朱印集めとは違う醍醐味やモチベーションがあると思います。
御陵印は記念スタンプなので、
通常の御朱印帳やノートでも紙切れでも
なんでも好きなものに押せばいいのですが、
せっかくなのでちゃんとしたもので貰いたいと思い
御陵印専用の御陵印帳を日本で唯一販売している
杉本工芸さんまで足を運びました。
通販でも購入可能でしたが、
京都帰郷のタイミングまでに手元に届かない可能性もあり、
墓参り&北野観光ついでに実店舗まで行くことにしました。
杉本工芸さんで購入した菊紋入りの御陵印帳と明治神宮の御朱印帳 |
北野天満宮
一の鳥居 |
二の鳥居 |
楼門 |
三光門 |
本殿 |
様々な動物がいるので
北野周辺は桃山時代に豊臣秀吉の居城である
聚楽第が作られたこともあり、
関連の遺構がいくつも残っていますが、
北野天満宮境内には秀吉が主宰した北野大茶会の記念碑や
茶会で使用されたとされる太閤井戸が残されています。
道真が愛した梅の花が神紋 |
平野神社
訪問した際には参拝者は誰一人いませんでしたが、
インターフォンを押して書いてもらうスタイル。
太宰府の梅に対して平野神社は桜 |
大将軍八神社
えらくかっこいい名前ですが、
四神相応と同じく
桓武天皇が平安京遷都の際に
春日大社から大将軍という方位を司る神を勧請し
東西南北に平安京の守りとして建てられた大将軍神社の一つです。
この神社は西の守りを司ります。
江戸時代に大将軍は
祇園社(八坂神社)の牛頭天王と同一視されるようになり、
牛頭天王は素戔嗚尊と同一視されるので
明治の神仏分離の影響を受け素戔嗚尊を祀るようになりました。
二階から顔をのぞかせる妖怪 |
何度も墓参りで通っているエリアですが意識したことなかったわぁw
迫力ある文字が良い! |
晴明神社
陰陽道繋がりで大将軍八神社の流れで寄りました。
西本願寺や二条城などの世界遺産もある
京都を南北に通る大通りの堀川通に面し、
比較的名の知れた神社ですが境内自体は小さく新しい感じがします。
最盛期は境内ももっと広かったそうですが、
度重なる戦乱と秀吉による区画整備で縮小したそうです。
晴明井 |
空いたコーラのペットボトルに入れて持ち帰りましたw
肝心の御朱印は日付も含め全て判子… |
あらかじめ「全て判子ですがよろしいですか?」と巫女さんから言われたので
過去に何かしらやり取りがあったのかなぁ~っと…
やはり手書きの方がありがたみありますね(;^ω^)
昼に母と食事に行くことになったので
この日は以上で切り上げて実家方面に帰りました。
翌日の大阪四天王寺編に続きます。
安倍晴明像 |
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