岐阜・郡上八幡旅行レポも三回目です。
もはや郡上八幡ではないのですが、一緒に紹介しておこうと思います。
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は
岐阜市の隣の各務原市にあります。
岐阜の山奥にある郡上市から都心部へと抜けてきたのですが、
途中からだいぶ雲行きが怪しくなり、
着いた頃には土砂降りの豪雨になってました(;^ω^)
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
野外展示の航空機たちがお出迎えしますが、
土砂降りなので一目散で館内へ駆け込みます。
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は1996年に開館し、
建物増築による展示エリアの拡張という大規模工事を経て
2018年にリニューアルオープンしました。
父親が日本軍パイロットで航空機ものの著書も出している
漫画家の松本零士さんが名誉館長を務めていました。
付近には日本に現存する最古の飛行場、航空自衛隊岐阜基地があり、
基地の反対側には川崎重工の航空機工場もあり、
昔から数々の航空機のテスト飛行が行われるなど、
各務原市は「飛行機の街」として知られています。
自分もそれなりに航空機マニアなのでぜひ行きたいと思いました。
次は大戦機の展示ですが、この博物館の目玉といえる
現存する唯一の三式戦闘機飛燕の実機を撮り損ねる大失態w
東京では靖国神社の遊就館や国立科学博物館で実機見れるのに
模型のゼロ戦だけ撮ってる…w
これは各務原で初飛行した試作機(十二試艦上戦闘機)だから
これはこれで意味があると思い込むw
テスト飛行。数々の航空機が各務原から飛び立ちました。 |
広くて明るい展示スペースに出ると
戦後~現用機がずらっと並んでおり、なかなかの壮観を味わえます。
お気に入りのF-104Jスターファイター。
まるでロケットやミサイルのような形状で最後の有人飛行機ともいわれました。
個人的には怪獣映画などで馴染みがありますが、
その鋭くとがったシャープなデザインがかっこいいのです。
展示の中でもひときわ巨大で目立つ航空機が
航空宇宙技術研究所(現:JAXA)が開発したSTOL実験機飛鳥です。
リニューアルオープンに合わせて飛燕が里帰りするまでは
この博物館の目玉的存在でしたが、その存在感は今も変わりません。
H-2ロケットの弾頭部(フェアリング)の実物 中身の衛星を核爆弾に入れ替えれば核弾頭の完成 |
糸川英夫博士とペンシルロケット |
H-2、H-2B、そして開発中のH-3が並ぶ |
航空機展示の終わりのほうから2階にかけては宇宙関連の展示になっています。
ロケットエンジンの実物や模型も豊富で
眺めているだけでも賢くなった気がしてきますw
国際宇宙ステーションで最大の実験棟でもある
「きぼう」日本実験棟の実物大模型も迫力があります。
こちらは内部にも入ることができます。
日本人に愛された「はやぶさ2」 |
アポロ11号の月着陸船 |
帰るころには雨も少し上がり始めたので
スルーした野外展示もゆっくり眺めました。
アメリカのスミソニアン博物館にも一度訪れてみたいものですが、
気軽に行けるところではないので、
日本のスミソニアンとして航空宇宙ファンには超お勧めです!
三回に分けて紹介してきた岐阜・郡上八幡旅行レポもこれにて終了です。
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