錦天満宮・本能寺・二条城~京都洛中観光~

帰郷二日目は帰郷の度に会っている

大学時代の友人と京都市内を散策しました。
4月に地元鳥取に戻る予定らしく
京都で頻繁に会うのはこれが最後かもしれません。

四条河原町付近で落ち合って
寺町&新京極通を北側の三条方面に向かって進むのは
大学時代からの鉄板コースです。
四条通自体、京都で一番の繁華街ではありますが、
寺町通は京都の秋葉原ともいうべき電気街となっていて
アニメイトなどのおたくスポットも点在しているのでよく行ってました。
(おたくスポットとしては最近あまり元気がない感じですが…)
今回は正月だからという事で
初詣感覚で今まで素通りしていた寺社仏閣を巡ることになりました。
(若干自分で仕掛けた感はあるw)

錦天満宮

錦通りは「京の台所」とも呼ばれており
アーケードに所狭しと様々な飲食店、カフェ、
京都ならではの漬物屋さん、土産物屋さんが並びます。
錦市場で食べ歩きというのも京都観光の楽しみ方の一つ。
この錦通りの東の突き当りが寺町通とぶつかり錦天満宮に続きます。

天満宮というと同じ京都には北野天満宮がありますが、
錦天満宮は元々は菅原道真の生家「菅原院」に創建され、
道真の死後、歓喜寺と寺名に改称、移転
その後豊臣秀吉による都市計画による再度の移転や
明治の神仏分離の影響を受け、
様々な経緯を経て当地に鎮座する事になったようです。

商店街内という事もあり非常に小ぶりな境内ですが、
菅公聖跡二十五拝の第二とされる由緒ある天満宮で
繁華街唯一の鎮守社を謳います。

両サイド、ビルに刺さった鳥居

商店街内の神社として象徴的なのがこの鳥居でしょう。
明神鳥居の先の部分がビルに突き刺さっています。
何度かテレビで取り上げられたこともありますが、
この突き刺さった先もちゃんと店内にあります。
錦天満宮の参道が繁華街となり
後から発達したためにこのような形式になったと言われています。

境内には宮司さんの手作りの機械仕掛けの
からくりみくじなど小さいながらも見どころたっぷりの神社です。

残念ながら書置き(300円)
人通りも多いので仕方ないかなぁ

本能寺

表門
日蓮上人像

本堂

錦天満宮の後は新京極通りを北上して
御池通りと交わる角の部分にある本能寺を訪れました。
日蓮宗派の本門法華宗の寺です。
本能寺と言えば
臣下である明智光秀が主君織田信長に対して謀反を起こした
本能寺の変であまりにも有名ですが、当時の寺はもちろん全焼し、
豊臣秀吉によって別の場所で規模が縮小された形で
再建され現在に残っています。
境内にもキャラクター化されたイケメン信長がいたり
商業路線が見え隠れしますw

信長公廟
信長の自刃後、三男信孝の命によって建てられた。

本能寺は昨日の記事に書いた本門佛立宗開祖の日扇
佛立講を開き宥清寺に移るまでにいた寺でもあり、
本門八品 上行所傳(ほんもんはっぽん じょうぎょうしょぜん)
など我が家の宗派ともかなり近い雰囲気があります。
佛立宗はこれに本因下種(ほんにんげしゅ)が加わります。

宥清寺とは違いこちらでは御首題を頂けました。
勝劣派系では初の御首題です。

本能寺を後にして御池通りに出ると
戦前に建てられた県庁所在地の市庁舎では最古に当たる
昭和初期の近代建築、京都市役所の本庁舎が見えるはずですが、
老朽化が進み耐震性が貧弱であるとの事で補強改修中でしたので
また次の機会に紹介しようと思います。
清水寺と言いどこもかしこも2020年に合わせて改修しているようですね。
7月にプレオープン、9月に完成予定との事。
歩き疲れたので地下街ゼスト御池で一休み。

二条城

せっかく御池通りまで出たのでさらに二条城まで歩くことに。
狙いは昨年の郡上八幡城から始めた御城印ですw
二条城の前は何度も通ってますが、
いつもチケット売り場に人がたかっているのを眺めるだけで
中に入ったのはいつぶりだろうか?
恐らく幼少期に一度は来てるはず…

東大手門
唐門
二の丸御殿

改修中の本丸御殿

二条城は徳川将軍の京都滞在中の居城として建てられ、
最後の将軍徳川慶喜による大政奉還が発表された場所として有名です。
しかし本丸御殿は例によって改修中…
そして二の丸御殿も謎の休殿日で中に入れず、庭園のみの観覧。
大政奉還の部屋見たかった(´・ω・`)

3000枚限定の御城印

目的の御城印は
令和初新年を記念した紫の紙に金色の葵紋のもの(3000枚限定)
通常の白い紙に赤い葵紋のものがありましたが、
共に300円だったし、せっかくなので限定バージョンを購入。
今日一テンションが上がる。\(^o^)/
今気づいたけど一か月後に行っていれば
令和二年二月二日で二が四つ揃ったのにとか思いましたw

その後、京都を去る友人に
京都のローカルフードを食べさせたくて
四条通に戻り、祇園まで歩いて壹錢洋食(一銭洋食)を食べに行きました。

京都のお好み焼き?
九条ネギ、卵、桜エビ、牛肉、ちくわ、紅ショウガなどが入っていて
粒上のこんにゃくが食感のアクセントとなっている。
子供の頃、父親がお土産としてよく持ち帰っていた懐かしい味です。
ちなみに値段は一銭ではなく750円します。結構高い…

食べ終わって四条河原町で解散。
中国地方は行ったことがないので
今度は友人の地元鳥取にも遊びに来たいですね。
お隣りの島根の出雲大社の方が有名ですが、
鳥取は「因幡の白兎」の伝承地なので
個人的には砂丘よりも白兎神社が気になりますw

うちの地元の宇治市もうさぎと関連の深い宇治神社があり、
そもそも宇治は昔、うさぎの道と書いて
「莵道」と呼ばれていたのでいろいろ縁を感じるのです。

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